北陸代理戦争

 

「北陸代理戦争」

1977年 東映作品。

 観たかった一本です。

深作欣二監督、松方弘樹、野川由美子主演のやくざ映画。

北陸の人が 気い悪くなるような、

また、

その後、主人公のモデルが殺害されたという、

いろんな意味での問題作。

ちょっと、まとまりが・・・・・・・ないような。

 

この間、社員会で大阪北新地のちょっとおしゃれな焼鳥屋さんで納涼会をした後、

バーで、どうもしこたま飲んだみたいで、

翌朝、酔っぱらい運転みたいな状態で、

6団体の組合のボウリング大会に

出掛けました。すると、

案の定、到着すると、酒臭いとのこと。

賞品を自動車に積んでいたし、挨拶もしなければいけなかったとはいえ、

また、バカなことをしてしまいました。

反省しています。

 

タイガース、ふんばれ!

三十九夜

 

「三十九夜」

御存じ、アルフレッド・ヒッチコック監督の「バルカン超特急」と並ぶ初期の傑作。

ミステリー・サスペンス映画の教科書と言われるだけあって、

最初から、ぐいぐいと(半ば強引に)引き込む手法。

ただ、短い尺は良いんだけど、

ラストは、もう少し説明して盛りあげても良かったのでは。

 

プロ野球の元監督、上田利治氏が亡くなりました。

セでは、私は、タイガースですが、

パでは、ブレーブスを応援し、西宮球場へも、足を運んでおりました。

ご冥福をお祈りします。

 

この間、あるラジオ番組で、”猪木VSアリ”戦から、

41年という話があったのですが、

そうか、あの 1976年6月26日から

もう、41年も経ったのかと・・・・・・。

あの時は、興奮したものです(笑)。

 

今朝の朝日新聞に載っていたのですが、

ポン・ジュノ監督と是枝裕和監督の対談を

石飛徳樹記者が記事にしていました。

 

この間のカンヌ国際映画祭での、ネット配信のことにも

触れておられました。

根っこは、やはり映画は映画館で観るのが基本、

ということには、もちろん、

そうだと思います。

でも、監督として、

商業映画もいいが、やはり、

作家性の強い作品を出すためにも、(ネット配信は)

表現方法のひとつというのも、納得できます。

 

22年目の告白ー私が殺人犯ですー

 

「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」

韓国映画「殺人の告白」を日本でリメイクしたサスペンス。

22年前に5人の犠牲者を出しながら、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件。

その犯人を名乗る男が突如、記者会見を開き、告白本を出版。

世間に一大センセーションを巻き起こしていくが・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

81点

 

阪神大震災の頃を起点にした物語。

冒頭に当時の映像が流れ、

こちらとしては、一瞬、身が縮んでしまいます。

 

現在、大ヒット中です。

確かに韓国映画みたいで(実際、韓国映画のリメイク)、

俗っぽいけど、面白いです(笑)。

この監督も、最近注目されてきた監督ですが、

去年の「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野監督みたいに、

上手く商業映画をこなしているなあと思いました。

脚本も良く、うまく映像化していますが、

惜しいかな、ラストあたりが、長すぎの上、説明過多。

しかし、

藤原達也は上手いし、風俗も良く表していましたし、

こんなことはありえないと言う事を、上手く映像化していました。

予備知識なしで観られることをお薦めします(笑)。

 

本日で、ブログ、丸3年。ありがとうございます。

映画夜空はいつでも最高密度の青色だ

 

 

「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」

最果タヒの同名詩集を原作に「舟を編む」の石井裕也監督が映画化。看護師をしつつ夜は

ガールズバーで働き、不安や孤独を抱えながら日々を過ごす美香と、

建築現場で日雇いの仕事をしながらひたむきに生きる青年・慎二。

そんな二人が夜の都会で、偶然に出会う。(キネマ旬報からの抜粋) 76点

 

この作品も賛否両論が多いというか、まあ、絶賛の方が多いでしょうか?

僕はこの監督では、「川の底からこんにちは」 「舟を編む」 「僕たちの家族」とかは、

大好きなのですが、

ただ、他の作品の中には、

どうしても合わないような作品もあります。

最果タヒ(すごい名前!)さんの詩集からの

映画化というのは、
すばらしいと思いますが

どうも、時代をなぞっているというか、上っ面で描いているとしか

私には思えません。

そして、希望がない。

でも、石橋静河は確かにいい。

 

(前回からの続き)

確かに、僕も映画は映画館で観るべきだとは思います。

が、”NET配信”

これも時代の流れでしょうか、

そして、

映像を観る機会のひとつでしょうか。

映画の歴史は、たかが150年。まだまだ変化していきます。

僕の青春時代は、汚い映画館も多かったし(特に成人映画系)、

映画の斜陽時期でもありました。

受験時代は、観ることが、後ろめたいこともありましたし、

趣味が多様化してきた頃です。

ましてや、

わたしゃ、この映画が自分の人生を変えましたなんて、

いうことは言いませんが、

映画が私の人生の一部を、

豊かなものにしているのは

確かです。

 

 

 

 

続荒野の用心棒

 

「続荒野の用心棒」

いまから、51年前の、マカロニ・ウエスタンの代表作。初見です。

原題名は、ジャンゴ。

冒頭の主題歌も印象的な、フランコ・ネロの主演作。

「マグニフィセント・セブン」に出て来た、御存じ、ガドリングガンの凄まじさ。

ストーリーも何でもアリで、西部劇の情緒も一切なし。

でも、そこそこ観れるのは、

ちょうど、昔の東映映画のB級作品(やくざ映画)みたい、というのは、

言い過ぎでしょうか(笑)。

 

この間のカンヌ映画祭から、話題になっていますが、

現状、デジタル化が進み、

なんと、映画館に映画が上映されず、

ネット配信VS映画館になっているとのこと。

大きな話題になりました。

1895年、リュミエール兄弟が、35ミリフィルムを

1秒24コマで、

プリントし、上映する。

私も、映画は映画館で観るように創られている。

とは、強く思いますが・・・・・・・・・、

映画の歴史も、たかが150年ほど。

時代ですかね。

(すみません、この項、次回に続きます。)

交流戦のお休みも終わり、プロ野球のペナントレースも今日から再開。

首位攻防戦だ!(笑)

いやあ、カープは強いです。(琴子へ、認めます(笑))

タイガースは、今がいっぱい、いっぱいか。

 

追憶

 

「追憶」

監督・降旗康男、撮影・木村大作のコンビ16作目となるヒューマンサスペンス。

幼少期を共に過ごした少年3人が、一つの殺人事件によって刑事・被害者・容疑者として

25年ぶりに再会し、事件の真相そして心に蓋をしてきた忌まわしい過去と

対峙する姿を映し出す。(キネマ旬報からの抜粋)

このコンビ、さすがベテランというお仕事です。

僕的には、「ホタル」 「あ・うん」 「駅STATION」などが、

お気に入りですが、高倉健さん主演の「鉄道員ぽっぽや」も、ありましたね。

映画らしい映画なんですが、

そういうところが、良いという人と、そこがいまいちという人に分かれているみたいですが、

ワタクシは、真ん中です(笑)。

やはり、匂いが?昭和的で、

ストーリーが弱冠、強引ではないでしょうか。

上映時間も短いのに、たっぷり観たような気分には、させてくれたのですが、

まだ、もう少し説明不足のところがあったのでは。

でも、観て良かったとは、充分思いました。

役者陣も、このコンビなら出たいという人たちで(当たり前か)、

皆、熱演でした(安心感がありました)。  80点

ただ、街のガラス屋さんが、

非常に重要な立場で、出てくるのですが、

なにか複雑な気持ちになったのも、事実です(笑)。

 

マグニフィセント・セブン

 

「マグニフィセント・セブン」

「七人の侍」 「荒野の七人」を基に現代的な視点で描く西部劇。

悪党ボーグの脅威で

絶望的な暮らしを送る町ローズ・クリーク。

未亡人のエマは賞金稼ぎのサムやギャンブラー、スナイパーなど7人のアウトローを雇い、

町を守るための壮絶な戦いに乗り出すが・・・・・・・・(キネマ旬報からの抜粋)

クロサワの偉大さを、改めて思うし、

この原案は、どうふくらましても、面白いですよね。

ラストに、エルマー・バーンスタインのお馴染みのメロディが流れたのは、

やっぱり、わくわく、うれしいです。

「荒野の七人」は、万人が認める映画中の映画。

映画の面白さが これでもかと詰め込んでありますよね。

ただ、この作品は、アクションは観るべきところは、多いと思いますが、

脚本が弱冠、弱い。

実際、上映時間が短いこともあって、

人物の描き方が弱いですよね。

ラストの告白も、おいおい、そういうことかよと、思いましたが・・・・。

ともかく、右も左も、そして、戦う戦わないは別として、

この手の作品は、ただ、楽しませてもらえればと。

 

先週、メーカーの集まりと、板ガラスフォーラムの全国大会が、

東京でありました。

メーカーの会合は 神宮の明治記念館。

フォーラムは品川プリンスホテル、両方とも立派な所でした。

合間を縫ってメーカーショールームの見学で銀座へ。

ちょうど、銀座一丁目の交差点で、銀座を象徴する和光の大時計が

正午の鐘をうちました。

いやあ、映画でも こんなうまい演出はないなあと、ひとり、勝手に

思いました(笑)。

そして、お昼を食べに、ついこの間オープンした、銀座最大の商業施設、

話題の GINNZA SIXへ。

凄い人波と、ランチのお値段にびっくり。

有名な天ぷら屋さんだったのですが、野菜天丼が(海老なし)、3.500円。

 

しかし、東京は、どこの駅に降りても、大阪梅田だよなあと、

人の多さも含めて、改めて感心。

 

今、業界では 地球温暖化のこともありますが、

エコガラスを一押しにしています。しかし、

今回の会で、改めて皆で思ったのは、

地震の多い日本では、もっと防災ガラスの合わせガラスを

アピールすべきだと。

僕も本当にそう思います。

 

そして、

今回、うれしかったのは、

サプライズで

東京に住んでいる、妹家族と、弟家族、そして妹の娘(姪)の一家が

還暦を祝って食事の場を 設けてくれたことでした。

恥ずかしいやら、うれしいやら。

改めて、心から感謝いたします。有難うございました。

帰ると、嫁が、”あんたは幸せもんやけど、それに気づいとるんかい”と、

言われましたが、

一応、わかっていますと(笑)。

 

なんやかやがありまして、

帰りは初めて

品川駅から新幹線に乗ったのですが

ここは、極端に、お土産を買う場所がない。

やはり、ビジネスマンが多く乗降する駅だからでしょうか?

美女と野獣

 

「美女と野獣」

1991年製作の同名ディズニーアニメを「ドリームガールズ」のビル・コンドン監督が

”ハリーポッター”シリーズのエマ・ワトソン主演で実写化。

魔女に呪いをかけられ 醜い野獣に変えられてしまった王子と、

美しく聡明な女性ベルが惹かれ合っていく姿を映し出す。

(キネマ旬報からの抜粋)  78点

豪華で華麗なミュージカル。

映像も音楽も役者も素晴らしいですよね。

隣で、あの嫁も心洗われ、泣きそうだったとか(笑)

評論家も絶賛の声、女性はうっとり、映画の中にとろけそうというぐらいで、

現在、大ヒット中。

だから、こんなこと書くと、反感もらいそうなのですが・・・・・・・。

確かに良質で良い作品です。

ただ、あくまで私の意見ですが(笑)、

ワタクシの好みではなかったということで、・・・・・・・

エッ、それでは意見になってないって?

 

今どきのお金がかかった大作のなかでは、素晴らしい出来だとは思いますが・・・

やはり、甘い甘いケーキを食べたような。(だから、ごめんなさい、好みです。)

 

(閑話休題)

でも、映画好きは、ディズニー好きも多いですが、

プロレス好きも多いのは、なぜなんでしょう?(私も含めて)。

 

タイガース、いよいよカープとのマッチレースか(笑)

今年は逆転勝ちが多いのですが、

やっぱり観ていて、それが一番面白いし、気分がいいもんですね。(笑)

なんせ、50年以上、ストレスのたまる試合を 多く見せられていましたから。

 

明日から、久しぶりの東京出張です。

 

 

 

 

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

 

「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」

偽名で「ローマの休日」などの脚本を執筆し、アカデミー賞を2度受賞した

ダルトン・トランボの生涯を描いた伝記ドラマ。  

”赤狩り”の嵐吹き荒れる1950年代、

下院非米活動委員会への協力を拒否した脚本家トランボは

投獄され、ハリウッドを追放されるが・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

 

素晴らしい作品だと思います。

実話ですから、ドキュメンタリー風になってはいますが、

アメリカの近現代史における赤狩りを(書いたものは、時折、読んではいましたが)、この

重い話を、わかりやすく、

エンタテインメントに仕上がっているという、

さすがアメリカの懐の深さ。

いつも書いてはいますが、ワタクシは、右でも左でもございません(笑)。

この左の脚本家を見事に描いた、まず脚本に敬意を表します。

アメリカの良心も かいま見えます。

ファミリーの描き方も見事ですが、人間の弱さも見せながら、

不屈の闘志と生き抜く力のバイタリティで乗り切っていく、強さとすごさ。

ラストのセリフ ”やっと、我々は名前を取り戻した。” 涙があふれます。

踏み込みが足りない部分も弱冠ありますが、実名が出しにくいので

それは仕方ありませんし、誰もが被害者だということですよね。

 

娘に共産主義のことを聞かれ、例え話をしていましたが、

弁当を持ってこなかった同級生に、分け与えるという話は、どっちともいえない話では

なかろうかと(笑)。

あと、主人公をバックアップしている映画会社のオーナーが、

資本主義が、

共産主義に協力するのかと問い詰められた時、

”オレは、金と女のために、やっているだけだ。”という話も面白かったです。

 

ともかく、

トランボ自体も映画は、面白くなければという、

精神で作っていたというのも、

その作品群で、よくわかります。

ワタクシが好きなのは、「ジョニーは戦場に行った」、「ローマの休日」などなど。

最後に、

ダイアン・レインは最初、誰だか解らなかったのですが、好演でしたね。

ヘレン・ミレン、

いい味出してました。

 

平成28年 2016年 昨年の独断と偏見の洋画ベスト10(昨年)

なんとか、10本そろいました(笑)   

①トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

②マネーショート華麗なる大逆転   ③スターウォーズ/ フォースの覚醒

④ブルックリン     ⑤ズートピア    ⑥レヴェナント蘇りし者

⑦ブリッジ・オブ・スパイ      ⑧スポットライト世紀のスクープ

⑨クリード チャンプを継ぐ男    ⑩山河ノスタルジア

御笑覧くださいませ。

フランケンシュタイン

 

「フランケンシュタイン」

そうです。あの有名なフランケンシュタインです。

1931年、昭和6年の白黒作品です。

実際は、映画化としては2度目らしいのですが、

一般的には、この作品が広くよく知られています。

 

有名な話ですが、フランケンシュタインとは、この怪物(モンスター)を

創った博士の事で、

日本では、モンスターをフランケンシュタインと

思っている方も多いのですが、

ワタクシが思うに 漫画”怪物くん”のイメージがあるのでは・・・・・・・・(笑)。

しかし、この映画も初見なのですが、

す、すごい・・・・・お薦めです。

もう少し、丁寧に時間をかけていたならば、大傑作になっていたような作品です。

クラシックといえども、古めかしいところもなく、

特に、有名な、湖での少女との場面。(びっくりしました!)。

 

考えさせられました。いろんな意味で本当に怖い映画です。

 

先週の土曜日、日曜日、大阪南港のインテックス大阪で、

年に一度の LIXILリフォームフェアがありました。

両日合わせて、約6.000人のお客様が来られ、大盛況でした。

余談ですが、当日、HKT48の握手会とバッティングして、

ちょうど1ヶ月ほど前、他社のフェアに寄せてもらったとき、

こちらも 乃木坂46とバッティングしてしまい、

大混乱だったので、ちょっと心配していたのですが・・・・・・。

ガラガラでした。なんでやろ(笑)。