ボヘミアン・ラプソディ

「ボヘミアン・ラプソディ」

伝説の世界的ロックバンド”クィーン”のボーカルで、45歳の若さで この世を去った

フレディ・マーキュリーの生き様を

描く音楽ドラマ。

既存の音楽を打ち破り、世界中で愛されるエンターテイナーとなった

クィーンの華やかな活躍の裏には

誰も知らない物語があった。(キネマ旬報からの抜粋)

フレディが 一番嫌いなカーペンターズのファンで、

その頃、クィーンは そんなに興味もなかったワタクシでしたが、

いやあ、良かった。   81点

ただのドキュメンタリーかなと(予告編を観た時も)

思っていたのですが、評判につられて

観に行きました。

号泣です(笑)。

でも、調べると、監督も脚本も、名の通った人たちばかりですやん。

終わって、すぐに飛び込んだ散髪屋の親父が、

”目が真っ赤ですよ、どうされました?”とのこと。

恥ずかしい・・・・・。

 

では、またまた、クイズを ひとつ。

今年は、樹木希林さんも

お亡くなりになりました。

さて、樹木希林さんも出演されて、大変印象的な演技を

された 映画「万引き家族」。

カンヌで、最高賞を受賞いたしました。

では、世界三大映画祭とは、カンヌとベネチアと

あとひとつはどれでしょう?

①モントリオール   ②ベルリン   ③アメリカ・アカデミー賞

はい、正解は

②です。

次回、今年度最後の回は・・・・・・・・・・、

いやあ、面白かったですう。

「ウインド・リバー」の予定です。

レディ・バード

「レディ・バード」

「フランシス・ハ」の主演女優、グレタ・ガーウィグが監督を務めた青春映画。

2002年、片田舎の町の女子高に通い、

自らを”レディ・バード”と呼ぶクリスティンは、

高校生活最後の年を迎え、

ボーイフレンドや友達、進路のことで、揺れ動き、

母と衝突を繰り返す。(キネマ旬報からの抜粋)

シアーシャ・ローナン!

「ブルックリン」も素晴らしかったけど、

すごい、すごすぎる。

あふれる才能。さすが、アメリカ、

人材の宝庫。

作品は、小品?かもしれないけど、

女性には、ぜひ観て頂きたい?痛い?映画。

田舎の高校生や風俗を描いている作品も 過去に

たくさんありました。

古いところでは、「ビリー・ジョー愛のかけ橋」なんて、好きでしたね。

でも、アメリカは、こういう作品、俳優が、

たくさん作られ、

存在するんだから、

あらためて、懐が深く、大きい国です。

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

ゲイリー・オールドマンが第二次大戦時、

劣勢のイギリスを勝利に導いた首相

ウィンストン・チャーチルを演じた伝記ドラマ。

ナチス・ドイツの勢力が拡大し、

フランスは陥落寸前。

連合軍はダンケルクの海岸に追い込まれ、

チャーチルは厳しい状況を迫られる。(キネマ旬報からの抜粋)

辻一弘さんのメイクとゲイリー・オールドマンが

主演男優賞でアカデミー賞を受賞。

作品自体も重厚で、良く出来ていると思いますが、

お話自体、敵味方の無いものですから、

相変わらず、こういうのは

どっちについていいのか、感情移入が出来ません。

戦争は、当然良くないし、犠牲になるのは民衆。

でも、どうしようもなくなると?

どうしようもない相手?だとしたら、

やはり、人間としてのプライドが勝つ?

生に執着するわけでもなけりゃあ?

むずかしいですよね。

日本の戦中時のお話は、

いろんな文献が周りにあるので、

分かっている部分も多いのですが、

ヨーロッパの事は、

やはり、疎いところは確かにあります。

いつも、こういう作品の時は、

鑑賞後、

勉強させてもらうのですが、

ためになります。

 

素敵なダイナマイトスキャンダル

「素敵なダイナマイトスキャンダル」

1980~90年代にサブカルチャーを牽引した雑誌編集長・末井昭の

若き日を柄本佑が演じた青春ドラマ。

幼い頃に母が隣家の男と

ダイナマイトで心中するという壮絶な体験をした末井。

上京後 彼は発禁と創刊を繰り返しながら、

多くの雑誌を世に送り出していくが。(キネマ旬報からの抜粋)

評価も高くて、おもしろそうだと

期待した作品だったのですが・・・・・・

しかも、私の もんもんとした青春時代に重なるし(笑)、

でも、なじめない、単に面白くない。

それこそ、制作側の楽屋落ちの羅列のマスターベーション。

もっと、ハチャメチャに、

もっと、スキャンダルに!

 

この前、社員の飲み会で、

クイズ大会を催して、

30問近く出題をして、楽しんだのですが。

そのクイズが、エライ好評で(笑)、

盛り上がりもいたしました。

そこで、その中から、数問、

ここで、時々、ご披露したいと思います。

遊んでください。

では、

今年、漫画家の さくらももこさん、アニメ作家、宮崎駿さんと共にジブリを支えた「火垂るの墓」の

高畑勲さんがお亡くなりになりましたが、

では、次のうち、高畑勲作品でないのは、どれでしょう?     お考えください。

①となりのトトロ   ②じゃりん子チエ   ③平成狸合戦ぽんぽこ

はい、そうです。

答えは・・・・・・・・

①です。(宮崎駿作品です)

 

 

鈴木家の嘘

「鈴木家の嘘」

長男の死によって巻き起こる

家族の混乱と再生を描いた人間ドラマ。

ひきこもりだった鈴木家の長男・浩一が

突然自殺する。

ショックのあまり記憶を失った母のために、

父と長女は、浩一は海外で事業を始めた叔父を

手伝いにアルゼンチンに旅立ったと

嘘をつく。(キネマ旬報からの抜粋)

こ、今年一番かも(笑)

”作家主義、俳優発掘をテーマにした松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクトとなる第6弾の人間ドラマ”

だそうですが、

傑作だと思います。

ラスト近くが、少し弱いかな、雑かなと思うぐらいで、

荒削りですが、

これが新人監督で、オリジナルとは、素晴らしいです。82点

人生は、悲劇と喜劇の繰り返しと思う わが身としては、

今村昌平監督作品みたいなこの映画は、本当に心に沁みます。

幸か不幸か、私の身近には自死や自殺というものには、

縁が少ないのですが、

でも、誰しも、人生において

一度や二度は考えたことはあると思います。

いつものように、鑑賞後、作品に関することを、

調べました。自殺の

原因は、

病気、恋愛、いじめなどの人間関係、お金(私は、もし、関わるとしたら、これかな?、実際、そういう話は一時多かったですね)。

そして、男性と若者が多いです。今では、交通事故死より、はるかに多いです。

でも、この作品の、ひきこもりは、なんか、別の様な感じがします。

うつ?

妹の最初の告白場面では、涙が止まりませんでした。

しかし、次の告白内容にも納得。

自責の念というのか、こういうのは、一番つらいです。

俳優さんでは、岸部一徳さんが、「いつか読書する日」などで見せた演技にも 勝るとも劣らない熱演。

同様の事で、原日出子さんもお見事でした。

それに輪をかけて素晴らしかったのは、

新人の木竜麻生さん。

「寝ても覚めても」の唐田えりかさんの評価も高いですが、

今年の新人賞は、「菊とギロチン」でも好演した

麻生ちゃんに決定か?(笑)

ちなみに、男優賞は、東出昌大さん、女優賞は、

安藤サクラさんか?黒木華さんが、どこまでせまるか?(笑) 楽しみです。

 

まだ早すぎますが、今年の邦画で感じること。

「鈴木家の嘘」 粗削りだけど、将来性に期待

「寝ても覚めても」 こんな恋愛映画があったんだ

「万引き家族」 ある意味、完成品

「散り椿」 こちらも、円熟の作品

その他、印象に残ったのは

「ちはやふる-結び-」  「日日是好日」  「孤狼の血」

「菊とギロチン」 「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」

「検察側の罪人」などなど

 

万博が、大阪に決定。

何はともあれ、めでたいことで。

前回の時は、中学1年生だった私。

ふたけたの回数は行っているのでは?

雨が降った日の午後、入場者の人数が少ないのを見計らって、

友人たちと

アメリカ館とソ連館を

並ばずに観た記憶があります。

 

ランペイジ巨獣大乱闘

「ランペイジ巨獣大乱闘」

アーケードゲーム”RAMPAGE”を基に「ワイルドスピード」シリーズの

ドウェイン・ジョンソン主演で映画化した巨大怪獣パニック・アクション。

ある遺伝子実験の失敗により巨大化、狂暴化した

ゴリラ、オオカミ、ワニなどの動物たちが

街を舞台に

大乱闘を始める。(キネマ旬報からの抜粋)

意外に観れたと言えば、失礼な話ですが、

派手な演出にCGの多用。

よく言われるB級の怪獣映画なんですが、

何も考えずにボーっと、そして、

ここまで徹底的にする、

いいんじゃあないでしょうか。

B級映画の面白さ。

たまにこういうのも、好きですねえ。

 

ゴーン逮捕。衝撃が走りましたが・・・・・・。

日本の経営者は粉飾決算が多いですが、

外国は私腹を肥やす人が多いですね。

お国柄の違いでしょうか?

日経新聞のコラムにも載っていましたが、

♪新しい上司は、フランス人・・・・・・・♪♪

と、ウルフルズが歌っていたのは、

この人の事でしたよね。

 

来年、3月3日の おおさかシネマフェスティバル、

事務局から連絡があり、また来年も

スポンサーの一社に参加が決定致しました。

皆様、また、よろしくお願い致します。

ありがとうございました。

カリガリ博士

「カリガリ博士」

大正9年、今から約100年前の映画創成期の作品。

無声映画であり、白黒作品です。

表現主義を映画に取り入れたドイツ映画。

世界映画史においても最も重要な作品のひとつだそうです。

監督は、ロベルト・ヴィーネ。

キネ旬からの、ざっとしたストーリーは

”二百年前北イタリアで、カリガリという医者がチェザーレという

夢遊病者を使用して

意のままに殺人を犯させしめた、

という記録によって、心狂える一青年フランシスの

妄想を描いたもの。”

ややこしそうですが、要は、どんでん返しの話です。

ミステリー・サスペンスもの

というか、背景も不気味な映画です。

映画の歴史を勉強させてもらいましたと言う様な作品でした。

 

稀勢の里、がんばれ!

大谷選手は、価値ある新人賞ですね。素晴らしいです。

ビブリア古書堂の事件手帖

「ビブリア古書堂の事件手帖」

三上延の同名ミステリー小説を、三島有紀子監督が映画化。

五浦大輔は亡き祖母の遺品である夏目漱石の”それから”に記された著者の

サインの真偽を確かめに、古書店”ビブリア古書堂”を訪ねる。

若き店主の篠川栞子は、

優れた洞察力と推理力でサインの謎を解き明かし始め・・・・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

この監督さんの作品、なんか肌に合います(笑)。79点

無茶苦茶に良いわけではないのですが(失礼!)。

しっくりきます。作り方が丁寧で、全体的に優しい雰囲気が醸し出されている様な気がします。

ちょうど、一年前に鑑賞した「幼な子われらに生まれ」や

神戸を舞台にした「繕い裁つ人」など、

大阪生まれの神戸育ちというのも、僕と一緒だからかなあなんて(笑)。

この作品も、そういう感じでした。

夏帆さんや、東出昌大さんも良かったです、当然、黒木華さんも(笑)。

古書のうんちくも勉強になりました。

ちなみに、ワタクシの小学校の時に読んだ、

((この1冊))は、

ヘルマン・ヘッセの”車輪の下”です。低学年だったので、読了後、甘酸っぱい思い出があります。

その後は、やはり、吉川英治の”三国志”ですね。

漫画も良く読んでいたのですが(最近はほとんど読みません、眼が疲れやすいのも原因のひとつですが)

そういえば、今年は手塚治虫さんの生誕90年なんですね。

以前にも書きましたが、とにかく大好きな作家です。

音楽もサザンの曲が、良かったです。

それと、食堂のシーンで出て来た”かつ丼”。

おいしそうでしたね。

やっぱり、”かつ丼”は、庶民のごちそうですよね。

 

日本シリーズも終わりましたが、(全部観ていた訳ではないですが)なかなか、面白かったです。

プロが、本気になると手に汗握ります。

 

流行語大賞の候補が挙がっていましたが、

”ボーっと生きてんじゃねえよ!”

この番組、時々見ていますが、確かに笑えます。

 

友罪

「友罪」

実在の事件に着想を得た薬丸岳による同名小説を原作に

「64ーロクヨンー」の瀬々敏久監督が映画化。

ジャーナリストの夢に破れ町工場で働き始めた益田。

同じ年の工員・鈴木と打ち解けていく中、

益田は彼が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと

疑い始める。(キネマ旬報からの抜粋)

社会派の、

好きな監督のおひとりの作品だけに、

かなり期待して観ました。

評論家からは、高評価なんですが、僕は少し違和感を感じました。

テーマが、ややぼやけているような。

しかし、重いストーリー.です。

被害者と加害者。

罪とは、罪の償いとは。

取り返しがつかない、当然、戻ることは出来ない。

じゃあ、どうすればいいのか、どう生きるのか。

その、訴え方が、

力作なのですが

ややあいまいだったかなと。

それにしても、瑛太って、

うまい役者だったのですね(笑)。

失礼しました。

 

LIXIL社長、退任です。

厳しいですね。

気を引き締めなければ。

ブラックパンサー

「ブラックパンサー」

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初登場した漆黒の

マーベル・ヒーローのアクションエンタテインメント。

超文明国ワガンダの国王だった父を亡くしたテイ・チャラこと

ブラックパンサーは

世界中が狙う祖国の重要な秘密を守るため

スパイを放つ。(キネマ旬報からの抜粋)

アメリカで、大ヒットした作品らしいのですが、

最初、画面も暗く、前半は、はっきり言って見どころが乏しいと

思いました。

後半は、ストーリーも動き、少し面白くなってきたなあと

感じましたが、

やはり、全体的には、しんどい作品でした。

やや、期待外れでした。

マーベルスタジオものは、ある程度、質は高いのですが(上から目線で失礼します)

今回のは、テーマが中途半端。

黒人問題や難民問題にも描き方が、きれいごとに過ぎないですし、

いわゆる、いい子チャン的な思想で、

突っ込み方が足らないと。

ストーリー的にも無理があると思います。

マンガの映画化だと言えば、それまでだけど、

それだけに、もっと、大衆に訴えかける本気度を

見せてほしかったです。

 

気候的にも、ゴルフの季節。

お誘いも多いです。

そして、会合や忘年会の季節でもあります。

ただ、わたくし、ゴルフは、むいていないし(笑)、

昔は、飲み食いも大好きだったのですが、

年齢のせいか、連チャンが続くと、

さすがに、しんどいです(笑)。