スパイの妻

「スパイの妻」

「旅の終わり 世界のはじまり」の黒沢清監督によるヒューマンサスペンス。

1940年。

満州で偶然、ある国家機密を知ってしまった優作は、

正義のため事の顛末を世に知らしめようとする。

一方、妻・聡子は

反逆者と疑われる夫を信じ、

ただ愛する優作と共に生きることを

心に誓うが・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

今までの黒沢清作品の中では、

私にとっては、一番合う(笑)。

神戸の風景、六甲の邸宅、そして、新開地の聚楽館など、

映像も僕にとっては、魅力満点。

サスペンスとしても、一級品。面白かったです。 80点

蒼井優さんが、上手いのは周知の事実ですが、

高橋一生さんも、こんなにお上手とは(失礼!)

”お見事!”のセリフも印象的ですが、

蒼井優さんのしゃべり方は、あの高峰秀子さんの口調に

よく似ておられました。(時代背景もあるのでしょうか)

蒼井優さんは、以前、お会いさせていただいたのですが、

恒松祐里さん、パンフレットに

大阪シネフェス表彰の記入が有り、返す返すも

今年、お会い出来なく、残念でした。

お会いしたかったですう(笑)。

映像も素晴らしく、

脚本のおひとりに、「寝ても覚めても」の濱口竜介さんも入っておられたのですね。

現在の日本が、当時に似てきた???という声もあるのですが・・・・・・、さて?

 

タイガース藤川投手、お疲れさまでした。

昨日の試合、長男が観戦に行ってました。

そうか!彼らの世代のヒーローなんだなあ。

俺にとって、タイガースのヒーローは

”江夏”だったけど。