散歩する侵略者

 

「散歩する侵略者」

「岸辺の旅」の黒沢清が劇団イキウメの同名戯曲を映画化。

鳴海の夫は数日間の行方不明の後、侵略者に乗っ取られて帰ってきた。

同じころ、町で一家惨殺事件が発生し、

ジャーナリストの桜井が取材に訪れる。

第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品。(キネマ旬報からの抜粋)

わかりにくいというか、

ストーリーではなく、

細部を考え込んでしまった作品。

ラストもしばらく解釈に苦しみました。(笑)

侵略者が人から、概念を奪った後、地球(人類)を征服する。

愛は奪えないとか、夫婦の絆を取り戻したとか、

おい、おい、おい、夫婦関係は冷めていたんじゃあないの?

愛は、地球を救うってか!

評判は高いけど。

スケールの小さな侵略にしか見えないし・・・・・・・。

観終わったその後、阪急西宮北口の駅前で、

宗教の演説(クリスマス前だからか)を、

やっていたのだが、映画の後にそのことを考えていたからか、

それを聞いて、

えっ、やっぱり、そういうことなの?

とは思ったけれど・・・・・・・。

なんか、全体的にチマチマ感が感じられ、好きになれないです。

長澤まさみさんは上手くなりましたね。78点

 

メーカー工場見学で、雨の金沢に行って参りました。

(厳密にいうと、富山の小矢部なのですが) 翌日、

久々に、兼六園を歩いてきました。やっぱり、素晴らしいですね。

 

はしだのりひこさんが 亡くなりました。

フォークル時代の”帰って来たヨッパライ” ”悲しくてやりきれない” ”イムジン河”などもありますが、

その後の、”風” ”花嫁” ”ふたりだけの旅”なども

大好きでした。ご冥福をお祈りします。