アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

 

「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」

ナイロビで発見された自爆テロ計画。米軍最新鋭のドローン偵察機で

英米合同捕獲作戦を指揮する 英国諜報機関の女性大佐パウエルは、

ネバダ州米軍基地に

ミサイル発射を指令。

しかし、殺傷圏内にパン売りの少女が。

大佐は爆撃を断行しようとするが・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

緊張感の有る演出は、見事です。

時代を現わし、現代、今、観るべき作品の一本ではないでしょうか。

現場から 遠く離れた米軍基地から操るドローン。

指名手配のテロ犯が立てこもるアジト。

何年も追いかけて、やっと、見つけたテロ犯たち。

しかも、今から体に爆弾を巻いて、

実行しに行く準備をしている。

これを見逃せば、また新たな、多くの犠牲者が出る。

しかし、そのアジトの周辺に可愛いパン売りの少女が。(おっさんだったら、良いのかと言う事は、

おいといて)

撃つか、撃たないか。

 

人道上の問題で、反対しているのかと思えば、

そこに、政治的な理由もからむ。そして、

上が決めかねて、責任のなすり合いも始まる。

 

最初は、今、このテロ犯を見逃せば、

多くの犠牲者が出ることが予想されていたので、

私も撃つべきかなあと思ったのですが(このブログでも

いつも言っておりますが、自分では中道だと思っております。)

いや待てよ、あくまで、それも予想であるし・・・・・・・・むずかしい。

やっぱり、だめだ。

 

しかし、ヘレン・ミレンは、軍人の冷酷さ、強さを見事に現わしていたし、

また、小鳥の偵察機は もひとつだったけど、

虫は、す、凄すぎる。

 

いつの時代も 大国のエゴと

勝手の良い都合で、

一般人が犠牲になるのは、一緒。

あえて言わせてもらうと、白人の人種差別もそのひとつ。

広島や長崎に落とした理屈と、全く同じ事。

 

でも、やられたらやり返すのは、どこの国もそう思うらしい。

それをしないのは、日本だけということも。

 

昨日のゴルフは、雨と湿気の蒸し暑さで 大変でした。

全員、集中力を欠いて、ボロボロ(笑)。